今年の出品点数１２１点(出品者数７０名、課題｢１００年に一度の・・・｣)に対し、実に３８４人の方の投票(有効投票数381票)をいただきました。ご負担ではないかと恐る恐る投票用紙を差し出すのですが、みなさま好意的に受け取ってくださいますし、それは熱心に観賞してくださいます。投票結果にも真剣にごらんいただいた証しがあらわれています。毎回申し上げておりますが、コンテストの審査員が選べば、また違った結果になるでしょうし、友人票の貢献も大きいことでしょう、ですが、ここに現れているのは、私たちがその人のために漫画を描いている読者の本音の部分なんです。ホットな話題を洗練されたユーモアにくるんで、誠実な創作態度で作られた作品が上位に来ています。投票者が基準にしたのは「共感」でした。日ごろ思っていたこと、思っていたけど表現できなかったことを諷刺とユーモアのスパイスをきかせて提供してくれた、その痛快感の度合いが得票数でしょうか。｢ここに来れば一番新しいひとコマが見られる｣そうおっしゃる方もいます。私たちの展覧会はいつも“今の“庶民の代弁者としてのものでありたいと改めて感じさせてくれた投票結果でした。投票用紙に書き込まれた「ご意見」はコチラ
21位までの結果報告一覧表および無効票の内訳はコチラ

一位　　いご昭二　課題「失格者」(56票)

二位　　漆畑博義　自由「あの世の声」(52票)

三位　　西田淑子　課題「残れた派遣、切られた派遣」（35票）

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