2018出展者の選んだベスト3(投票総数22票)
順位 | 得票数 | 氏 名 | 画 題 | |
1 | 6票 | クミタ・リュウ |
課題 |
「これが目に入らぬか」 |
6票 | 西田淑子 |
課題 |
「視姦」 |
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2 | 4票 | ジョルジュ ピロシキ |
自由 |
「会議室」 |
4票 | 松沢秀和 |
課題 | 「リアル“お守り”」 |
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3 | 3票 | オダ シゲ |
自由 |
「ペースメーカー(2020TOKYO夏)」 |
3票 | クミタ・リュウ |
課題 | 「試し斬りはこちらに・・・」 |
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3票 | はせべくにひこ |
課題 | 「奥の手」 |
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3票 | 松島りつこ |
課題 | 「害虫標本」 |
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3票 | 山根青鬼 |
自由 |
「お月見」 |
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以下2票が8人 1票が15人でした。 (投票総数22票) |
今年は来場者と出展者の好みの違いがはっきり表れました。来場者は素直に、共感する漫画に投票しますが、私達創り手は作りのうまさを評価します。うまさの第一は切り口のフレッシュさ、オリジナリティです。説得力があることは言うまでもありません。第二に構図や色彩の絵画的要素による表現力の巧みさ、そしておかしさ(ユーモア度)でしょうか。最後に来るのが奥行きの深さとでもいいましょうか、パッと見て笑った後に来るものを持っているかどうかです。山根さんの「お月見」に哲学的な悟りを感じた来場者のコメントがありました。おかしいとは可笑しいであり、枕草子の“をかし”であり、哀しいでもあると思っています。1980年度から出展し続けていらっしゃる、元アニメ制作会社担当部長のひらかわさんのコメント「描く絵が毎回上手になっている」との評ほど嬉しいものはありませんでした。向上こそがこのベスト3投票の目的だからです。
用紙に書かれていたコメントを列挙します。
〇いい作品を見ると創作意欲が刺激されます。
〇絵を拝見して驚いたのは描く絵が毎回上手になって行くことです。また、核のはい止を一貫して追い続ける西山進さんの姿勢には頭が下がります。
〇せっかくいいアイディアで描き上げているのに、あれもこれもの欲張りな構図になっていると興ざめになりかねない。
〇迷いました(良い意味で)・・・最終的には自分の感覚にまかせて選びました。
〇おつかれさまです!あついことにグッタリされている作家さんも多いですネ!
〇一見してスパッと笑えるひとコマ!できればキャプションがなくてもわかる漫画を見たいし、描きたい。
〇単純ですぐ伝わってくるのが好きです。
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