第49回日本漫画2018展
「あなたの選ぶベスト3」結果発表
第49回日本漫画2018展「あなたの選ぶベスト3」結果発表
世界的な#Me Tooムーブメントが沸き起こった今年のテーマはほぼ迷うことなくセクハラで決まりでした。範囲を広げようとハラスメントにしたのが効を奏して、実にいろいろなハラスメントの傑作が集りました。テーマがやわらかいので今年は面白いのが多い、という声が多かったです。切り口がバラエティに富んでいること、それを表現する画力や工夫が向上したことで、飽きさせない漫画展になったかな、と思います。一位の田代さん、「ほぼセクハラその1」「ほぼセクハラその2」のタイトルにある数字を用紙に書かない人が少なくなく、その場合は多かったその1にまとめています。「何がセクハラか?」その定義は、女にはわかっても男にはわからない。そんな身勝手な女心をコマーシャルっぽいシンプルな絵でおしゃれに仕上げました。二位は初登場のD.B.エディさんの「SUMAHARA」。電車の中でよく見かける光景に腹立たしいと思っていた高齢者の人達が一斉に投票してくれたのでしょうか。安定した絵のうまさ、構図の見事さが見る人を惹きつけます。
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