初日風景 昨年行われるはずの日本漫画2020展はコロナ感染を憂慮して延期されました。ワクチンの効果で収まっていると思われた今夏でしたが、デルタ変異株による第5派の直撃を受け、日々驚くべき感染者数の増大更新を続けています。そんな中で、日本漫画2021展は開催されました。パーティなし、ベスト3投票なし、在廊当番なし、作品は郵送受け付けで搬入・搬出は幹事にお任せという体制をとりました。タイトルカードもセルフでご用意いただきました。おかげさまで搬入・搬出ともにたいへん楽な作業となり、1時間半ぐらいで終了することができました。きちんとルールを守ってくださった出品者の方々のご協力のたまものと感謝しております。 来廊者の数も大幅な減少が見込まれていたのですが、思いのほか多く、芳名帳記入者だけでも(幹事等を除いて)152名の盛況ぶりでした。これまで毎年いらしてくださっていたお客様が楽しみにしていらっしゃるということもわかりました。 作品60点(出品者34名)はギャラリー暁のホームページで初日からすぐ見られるシステムとなっています。日本漫画の会ブログへも順次掲載いたします。コロナを課題とした今回はアイディアのかぶりもなく、画力・アイディア力が全体に向上し、個性が発揮されたいい展覧会になっていると思います。暗い世相の中、いらしたお客様をギャラリーに居る間だけでも楽しい気分にしてあげられたら漫画家冥利に尽きるでしょう。お手伝いくださった幹事の方、おみえになったお客様、ありがとうございました。どうぞどなたも感染しませんように。 写真をクリックすると拡大されます。
初日風景
ギャラリー暁の写真より
最終日風景